VIRTUALびっくるびっくりネット第1回投稿作品
ここの文章は、投稿された文章を適宜編集したものである。ハンドル名は匿名にしようかとも思ったけど、わかったほうが面白いような気もして書いてみた。
Virtual Bickle NET Message #1 is from Tomo@REVO
ともれう゛ぉ「びっくるさま聞いて下さい、ぼくはいま、○ねと言う人から
無理な注文ばかり受けて困ってます」
びっくる 「ああ、や○か、あいつはいつも無理な注文をすることで有名だにゃ」
ともれう゛ぉ「CGソフトを使い始めたばかりのぼくに、女の子をかけとか。
1ヶ月かけて作ったオリジナルCDをコンテストために差し出せとか…」
びっくる 「まったくひどいやつだにゃ」
ともれう゛ぉ「ささやかな抵抗手段はありませんか?」
びっくる 「いい手があるにゃ やつは一度メールボックスが破壊されて、それ
がトラウマになっているにゃ。だからメール爆弾が一番効くにゃ」
ともれう゛ぉ「そうなんですか?!やってみます♪ で、内容は?」
びっくる 「くだらない内容がいいにゃ。手始めに、〔ハナクソがうまく丸まら
ないんですけど〕を100通、〔カレーが辛いんですけど〕を100通、〔レタ
スが高いんですけど〕を100通送っとくといいにゃ」
ともれう゛ぉ「了解しました♪」
(嘘です(^_^
Virtual Bickle NET Message #2 is from 本町よしの
びっくるさんはじめまして。いしがき(雌猫、4歳、避妊手術済み)といいます。
今日は、私の同居人についてご相談があります。彼はHPを開いているのですが、
「このHPは言語実験のフィールドワークであり、グラフィックと文字を使って
いればどのような表現も許されるのだ」などと世迷い言を吐き、毎日毎日意図的
にわかりにくくした日記を書き、1,500ヒット記念と言ってポケットピカチ
ュウ!のリール配列を公開したり、近頃では7,777ヒット記念と称して会話
のみで書かれ、書いた本人以外が読解するのに多大な労力を必要とする文章を垂
れ流したりしています。
しかも、「10,000ヒット記念に小説を書き始めるのだ。毎日毎日、その場
しのぎで細切れの文章をつなげて行くのだ」と、成功するはずのないことを言っ
ています。
今はそんなHPでも何とか毎日カウンターが回っているようですが(不思議な話
です)、こんな企画を実行すればHPが潰れること必至です。何とか思いとどま
らせたいと思うのですが、どうすればよいでしょうか?
いしがき(雌猫、4歳、避妊手術済み)
Virtual Bickle NET Message #3 is from 畠中
いーさいーさ、どーせ俺達は、カスさ。俺達のメールなんて、メール爆弾なのさ。いつもそうさ、あーそーさ。写真の現像で、90分も待たされるは、 天誅のソフトを足で叩き割ってしまうは、学校がいつも朝から始まるは、最近1日が終わるのが早いは、部屋が汚いは、寮内のLANが遅いは、目覚まし時計が鳴らなくて学校に遅刻するは、クーラーが効きすぎてゲリピーになるは、BM98が消えるは、FMPも次回で終わるは、冷蔵庫の柿が腐るは、女っ気ないは、服のボタンが取れるは、ごみ箱が汚いは、定期代かさむは、漫画で部屋がいっぱいになるは、ウチの学校のコンピュータ総合学園HALのCMが訳わからんは、WIN98は出たけど買う金がないは、洗濯物がたまるは、ZIPディスク高いは、ゴルゴ13も終わるかも知れないは、自転車が古いは、周りの奴等にゃやる気ないは、学食はまずいは、SKAがクリアできないは、タバコ 床に落とすは、朝6時に眼が覚めてしまうは、エロ本がいっぱいあるは、NESのホームページが次々に消えるは、学校の課題はあるは、メールの返事こないは、MD持ってないは、ゲームボーイで、目を悪くするは、腹が減るは、バリュースターはヘボいは、腕時計のベルトが切れるは、テレビがつまらなは、オハスタはクドいは、タバコの自動販売機は11時で切れるは、ジーパンに穴空くは、眠いは、 熱いは、トイレ行きたいは、菊水丸が歌うは...
Virtual Bickle NET Message #4 is from ゆにい
それはお昼のワイドショーを旦那と見ていたときのことでした。
「この夏の忘れ物」という感じの特集をしていて、
タイタニックの上映館ではハンカチが山のように忘れられていたとか、
電車では傘がいっぱい、とか、そういう内容でした。
それをぼーっと見ていたら、次はラブホテルの忘れ物の紹介になったのです。
さすがラブホテル、というべきなのでしょうか。
スカートを忘れていたり、英語のノートがあったりと、
今まで紹介された場所とはひと味違って種類が豊富です。
その中にひときわ異彩を放つ忘れ物がありました。
それは、きれいなピンクとクリアホワイトに輝く「入れ歯」。
レポーターも、何でラブホテルに?どんな人が?といいながら、
けらけらと笑っています。
その時です。それを見ていた私に邪悪な考えが頭に浮かんだのは、、、、
私は早速、旦那に報告することにしました。
私 「なあ、これって、忘れたの女の子だったりしてな(笑)」
*注 すごく深読みして下さい。
参考資料はフラミンゴなどの鬼畜系がいいでしょう。
旦那「は?、、、、(考え中)、、、、。」
「、、、あーっ!!お前って、すっっっっげえ下司!めっちゃ下司下司!!」
旦那はえらく受けたらしく、げたげた笑いながらなおもお前は最低や!
などと言ってくたので、私は心の中で「よっしゃ!」とガッツポーズしたのを
覚えています。
平和なお昼下がりの出来事でした。
Virtual Bickle NET Message #5 is from 田中(仮)
わしは飯とはまずいもんやと思うてそれまで生活しとったんじゃが
そんな折りある事件がわしを襲った。わしは、ほとんど外食をせん
まま育ったというかなり奇特な人間だったが大学に入りたてのころ
新入生歓迎と称してただめしを食らうという行事が日夜行なわれて
いたんで、それに参加してみるとびっくり!飯がこんなにうまいも
んやったとわ!って言うことは、わし今までなに食っとってん!?
どうやらわしは飯と偽って飯でないもんを食わされとったらしい...
そういや、わしのうちに勝手に住んどる娘(年齢不詳)が懸賞で
松坂と名のつく牛をゲット!さっそくふだん食てる牛と、食べ比べ。
・
・
・
「なんじゃこりゃー」(松田U作風)
うますぎるやんけ!これが、同じ牛なんかい!!
同じ牛っちゅー名前で売っとんのかい!!
はたまた、自分で料理してみる。ひたすら炎の料理人。
かつおだしと醤油とおこげが絶妙のハーモニーを奏でると思いきや、
悪臭が漂う...
できた炒飯を食す...
なんや、この得体の知れない味は...?
あれ?意外といけるやん??
ちょっと待て!こんな料理の味にも劣る料理を作るわしのおふくろよ!
「いったいこの○十年間わしに何を食わしとったんじゃー!」
一徹ばりにテーブルをひっくり返したいのをぐっとこらえて今日も飯であって
飯でないものを食いつづける田中(仮)であった。
Virtual Bickle NET Message #6
is from なにゃねん
表題:Cdma1
「えっ?凄くいい!もしもしー?!凄くいい!」なんてCMしているが、
驚くぐらい音質がいいのに、どうして80%の人しか従来のものよりいいと
回答しなかったのだろう?あとの20%の人は??
そのあと、アナウンサーのお姉さんみたいなのが出てきて「なるほど〜」。
どこがなるほどなんや?80%の人しか従来のものよりいいと回答しなかった
あたりか?そもそも、あとの20%の人は何を使ってるんや?ひょっとして、
Cdma1を遥かに凌ぐ携帯が出回ってるんちゃうか?欲しすぎるぞ〜。
Virtual Bickle NET Message #7
is from K2
表題:ムーンジュエルの吉本美紀さん(仮名)
ぴーがりぎゃりがが…。
ばひきちにとって、インターネットは日課である。今日も今日とて、局地的な
ネットサーフを楽しんでいたところ、突然回線が切れた。次の瞬間、電話のベ
ルがけたたましくなりだした。いわゆる「キャッチホン」というやつである。
ばひきちは少しムカつきつつも、よそ行き声で受話器をとった。家の電話を使わ
せてもらっているのだから、まぁ仕方ない。
ばひ「はい、ばひきちですが」
電話「あ、もしもし。ばひきちさんのお宅ですか?」
知らない女の声だ。年のころは…せいぜい20代前半だろう。どこかよくわから
ないが、多少のなまりがある。
ばひ「そうですけど(って、最初に名乗ってるがな!)」
電話「あ、こんばんわー。はじめまして。私、ムーンジュエルの吉本美紀ってい
います」
ばひ「僕は今しがたインターネットを強制切断されて、世界から孤立気味のばひ
きちです」
吉本「は?インターネットですかー?すごいですねぇ」
何がすごいのかよくわからないが、この吉本の情報収集能力の低さは恐ろしい。
恐らくこの会話の中で、「ばひきち」と「インターネット」の2つの単語しか頭
に入っていない。自分がかけた電話が回線を切断したことも、それについてばひ
きちが皮肉を言ったこともまるでわかっていない。情報収集能力1.3
VAIOくらい
か。(注:VAIOは情報収集能力の共通単位/ばひきちの造語)
まー、それはおいといて、ムーンジュエルはよく知っている。半年に一度程度の
ペースで電話をかけてきて、「宝石とウエディングドレスのどちらが好きですか
?」などと、答えようも無ければ答えたくも無い質問をしてくる会社である。
今回の電話は、確か4度目になるはずだ。質問される内容は大体見当がついてい
るので、ここはひとつ先手を打ってやろうじゃないか。
吉本「えーっと、突然の電話でびっくりされたと思うんですけど…」
ばひ「そっちこそびっくりですわ!」
吉本「は?」
ばひ「2〜3週間前にはなんの連絡もなかったですわ!ちなみに紹介のダイレク
トメールはまだ届いてないですわ!もっともそんなダイレクトメール出してな
いでしょうから届いてないのは当然ですが!」
吉本「え?」
ばひ「20歳以上で独身の会社員ですわ!」
吉本「え?え?」
ばひ「宝石とウェディングドレスやったら、宝石ほうが持ち運びに便利ですわ!」
ばひ「でもそんな金あったら、カナダにでも滑りに行きますわ!」
吉本「えあ、いや、あのですね、ばひき」
ばひ「会社の帰りに心斎橋に立ち寄るんはごっつう遠回りですわ!」
ばひ「休みにまで出て行くのんは、まっぴらごめんですわ!」
ばひ「シトリントパーズなんかいりませんわ!」
ばひ「っていうか、あのね吉本さん!」
吉本「は、はい!」
ばひ「僕、半年ごとにおたくさんから電話もうてるんですわ。今日で4回目」
我ながらいいたたみかけだと思った。大抵の場合「そうですか!」とか怒気をは
らんだ声を残して受話器を切るはずである。しかし、吉本は一味違った。
吉本「…あちゃ〜…」
(あちゃー?今「あちゃ〜」ていうたんか?あちゃーてなんや?……あちゃー…
…………あちゃー……………………………あっ!拳法か!!)
予想外のレスポンスにばひきちは困惑していた。しかもこの吉本、拳法使いのよ
うである。へろへろひんじゃ君なばひきちとしては、吉本からのコンタクトが電
話であったことを幸いとせねばなるまい。これが訪問販売なら、今ごろ堺の和包
丁セットなど買わされているところだ。
しかしばひきちが安心したのもつかの間、追い討ちをかけるように吉本の猛威は
続いた。
吉本「田中さーん!!なんかこのお客さん、変なんですぅ!」
受話器を手で押さえているのだろうが、声がまる聞こえだ。
(って、お客さん?お客さんて誰や?そこ店なんか?吉本@電話の向こう。
お客さんって、ばひきちのことか?ばひきちなんか?客なんか?客?なん
か買うんか?ってゆーか、買わされるんか…?)
(あかん!和包丁買わされる!)
ばひきちは恐れた。完全だと自信のあった、ばひきちラッシュがいともたやすく
かわされた上に、和包丁まで買わされるのだから無理も無い。
田中(らしき男)「え?変?あー、ほならもうええよ!切ってまえ切ってまえ!」
(き、“切ってまえ”とか言うてる!なんでや!ばひきちが何したんや!?)
吉本「はーい、わかりましたー。」
(なんや!なにがわかったんや!切ってまうんか!?ばひきちを切ってまうんか
?まだまだやりたいこといっぱいあるのに、待てよおい!)
吉本「あのー!ばひきちさん!!」
(も、もうあかんー!!!!)
ばひ「和包丁セット買います!名前は“ばひきち”って彫ってください!!」
#人名、会社名はすべて架空のものです。