§10.ごきげんハローキティの分解 99/11/20


みなさん、トイザラスってご存知ですか?おもちゃのデパートで、Toy’s “R” USらしいです。

やねうらおが初めてトイザラスに行ったのは、3年ぐらい前に会社の先輩に車で連れ行かれたときです。行けども行けども到着しないんで、本気で焦って運転席の先輩に尋ねました。

「トイザラスってここから近いんですか?」
「遠いザラス」

そんなわけのわからん問答のあと、しばらくするとトイザラスに到着。これがまた広いんですよ。売れそうにもないおもちゃが山のように置いてあるし。(笑) そこがまた、やねうらおの本能を刺激するんですけどね。

さて。今回は、そのトイザラスで音が鳴るとダンスする(俗に言うフラワーロック)ハローキティを買ってきました。


右側が、そのごきげんハローキティ。定価3,000円を2,000円で購入。
左側は、やねうらおがいまパーフェクトダンス人形3rdに改造中のハローキティエンジェル。


仕組みがわからないときは迷わず分解。
電池をつないで10秒ほど動かしたあと、数分後にはバラバラに…。(合掌)


音センサで音を感知すると、数秒間、動作します。まあ、そのへんは特に興味ないんですけど、モーターの回転をどうやって左右の動きに変換するかを見たかったのです。モーターは、4段のギアで減速させたあと、この回転を伝達するのですが…


その原理図をやねうらお愛用の3次元CAD(富士通のICAD/SX Mechanical PRO)で描いたところ。
モータの回転は、青の円盤に伝達され、その円盤の先についている棒もそれに伴って回転。
その棒が緑の部分の内側で擦動して、緑の部分が左右に動く。


なるほど…。こうしておけば、決められた範囲でしか動かないから、オーバーシークを防止するための仕掛けが不要になるってわけですねぇ…。

パーフェクトダンス人形3rdには、この機構を採用することにします。


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