2002.08.08



実は、いま、とあるネックワークゲームを制作している。決して熱湯ぅゲームではない。

その関係もあって、参考にと、RO(ラグナロクオンライン)というオンラインゲームなんかを参考にプレイしている。これを制作しているのは韓国のgravity(重力?)という会社で、ゲームの内容はなかなか凄いのだが、翻訳された日本語はかなり壊れている。起動後、すぐに出る画面はこれだ。

このゲームは、現在正式サービスじゃなくて、開発中のβテストバージョンなので、
ホームページや他のメディアを通して発表した、
多数の機能が具現できないている状態です。
そんな機能などは続けて週段位のアップデートを通して正式サービスの前まで全部完成する予定です。


「正式サービスじゃなくて」 ⇒ なぜ口語なんですか?
「具現できないている」 ⇒ 具現でき、ないている?泣いてるんですか?完成して、嬉し泣きですか?
「週段位のアップデートを通して」 ⇒ 「週段位」なんですか?毎週、初段とか、二段とか、黒帯とかになるんですか?

細かいことを言い出せばキリはないが、中学生が夏休みの宿題で英文を翻訳しても、もう少しまともな日本語になるような気がする。というか、わざとやっているのか?と勘ぐりたくもなる。

こんな警告文が出て「同意しますか? OK/cancel」とか出ても、はっきり言って同意しかねる。(意味わからんし)

それはともかく、このゲーム、ハイカラーモード専用なようで、フルカラーモードで起動しようとすると

          「16ビートカーラでないと起動できません」

とか出てきやがる。「カーラ」って、頭に巻く円筒形の奴か?「16ビート」は、言うまでも無く、ビートが16ビートなんだろう。そんな猛スピードで、髪の毛を巻かれたら一気にハゲしてしまいそうだ。

こういう変な日本語は総称して「重力語」と呼ばれる。少しでも興味のある方は、是非プレイしてみられることをお勧めする。(現在、日本鯖はβ2テスト移行のため休止中。12日から復活予定)


RO関連リンク:
 公式サイト:GRAVITY
 総合情報:RODN ラグナロクナウ
 ファンサイト:さやさや16歳


2002.10.28



ずっとテレビを聴きながら仕事をしている。画面を見る余裕までは無い。まったくのBGMとして聴いているのみ。なになに?今日は大阪には「ハロー警報」が出ているらしい。「ハロー警報」ってなんだ?外人に次々話しかけられるのか?とか思って「ハロー警報」をインターネットで検索したら、それをギャグにしている人が居たので意味がわかった

「強風波浪警報=恐怖ハロー警報→外人に次々と話しかけられ、英会話攻め。って感じかしら?」

すまん。ハロー警報ではなく波浪警報だったようだ。


2002.11.06



アルバイト募集に応募してきた人が、たまたま私の出身大学だった。つまりは後輩だ。私の経歴についてはいままでひた隠しに隠してきたが、そろそろ時効(?)だから明かしてもいいだろう。

私は、姫路工業大学工学部情報工学科の第一期生である。ちょうど地下鉄サリン事件の直後に、大学の校庭に「きけん」と書かれた紙を貼った空きビンが置いてあって、警察が出動したこともある。もちろん、それは誰かのいたずらで、ただの空きビンだったのだが人騒がせにもほどがある。その事件の直後に「何のためにこんなことをしたのかやった者は事務所まで説明しに来なさい」という告知が大学の掲示板に張られていた。「そんなんいたずらに決まってるやろ!」とみんなでツッコミを入れたのは言うまでも無い。何にせよ、そういう大学である。

そんな大学だったからかどうかは忘れたが、私は学校にはほとんど行っていなかった。しかし第一期生だけあって、先輩が居ない。つまり、過去の試験についての情報が一切無かった。そのせいもあってか、クラスの留年率は50%オーバー。卒業するときには入学時の半分も満たなかったのは何だか寂しかった。

自慢ではないが、私もあやうく留年しそうになった。就職も決まった4年の夏の段階でも一般教養の単位がいくつか足らず、地史学とか言う授業で単位を取ることにした。この地史学を落とすと、もうあとが無いという状況だった。たまたま地史学の昨年の授業のノートと試験問題を入手できたので試験だけ受けてやれと思って試験の日に行ったら、休み時間中に同じ試験を受けに来ていた友達に「この授業毎回出席とってるで」と言われて、これひょっとしてやばいのか?と思った。おまけに、ノート持込は可だが、コピーは不可だとそのときになって知った。というか、試験開始まであと5分という状況で、ノートのコピーしか手元に無いんですけど..。仕方ないので、そこから徒歩10分ぐらいある大学食堂まで全速力で突っ走って、そのノートをルーズリーフにコピーして、バインダーに挟んだ。これで、コピーには見えるまい。またもや全速力で教室に戻る。すでに試験は始まって15分ぐらいになっていたが、なんとかすべり込みセーフ。というか、ノートは字が汚くて読めねーよ。汚い字は汚いままぐちゃくぢゃに潰して答案用紙に書き写した。出席出てないから、この単位やばいんだろうなと思うと汗がだくだく出てとまらなかった。汗が止まらなかったのは、さっき全速力で走ったからかも知れなかった。答案用紙に汗がしたたり、文字が書けない。気がつくとシャーペンの芯が出なくなっていた。詰まったのか?必死にシャーペンを分解するが、直る気配すらない。ここで卒業できないとなると内定をもらっている就職先に、謝りに行かないといけない。就職先には同じ大学の先輩が居る。その人の顔を潰すことにもなる。あるいは、その会社、来年からはうちの大学の生徒を採用しなくなるだろう。会社の入社試験の筆記テストでは、ほぼ満点近い点数を記録しておきながら、留年とは..あああ、かっこ悪いなぁ。かっこ悪すぎる。

ペン入れをがさごそすると、くたびれた短い鉛筆一本出てきた。助かった。神は見放さなかったと思ったのも束の間。その鉛筆も焦って書いたためか芯が折れてしまった。いや、最初から折れていたのかも知れない。折れた芯を指先でつまんで文字を書いた。必死になって書きつづけた。落ち着け、俺。もう留年は決まったようなもんじゃないか、俺。あきらめろ、俺。もう死ね、俺。答案用紙にはまだ空欄が半分以上残っていた。残り時間はあと10分ほどしかなかった。そのとき、

           地史学は、致死学かよ!

などと、わけのわからないギャグを思いついた。たぶん、この世界のなかで、このギャグで笑えるのは、こんな状況の俺だけだろうなと思うと、少し優越感を感じた。たぶん、私の生涯のなかで、一番面白いギャグだ。少なくとも自分にはそう思えた。汗は相変わらず滝のように流れていた。チャイムが鳴ると同時に、気を失いそうになった。

そして結果―――留年せず無事、卒業できた。卒業できたということは、たぶん、地史学の単位は取れていたのだろう。あるいは事務所のミスかも知れない。どちらでもいい。怖くて確認すらしていない。というか、私は本当に大学を卒業できたのだろうか?怖くて卒業式にも行っていない。大学事務所に対して卒業証明書を請求したら、返送されてきたので、たぶん卒業は出来ているのだろう。

しかし、あれ以来、いまだに大学食堂まで全速力で走る夢を見て、朝早くに汗だくで目が覚めることがある。あの体験だけは一生忘れることは無いだろう。いまだに、この大学名を見ると、そういう苦い思い出が蘇ってくる。出来れば、もう見たくない。ついでに言えば忘れさせて欲しい。そういう大学生活だったのである。

※ この物語はフィクションであり、実在する人物・大学名・講義名とは一切関係ありません..とか書いておくテスト



2002.11.18



実は、私は裏サイトを持っていて、そこではVNI(バーチャルネットアイドル)をやっている。仕事が多忙なので更新頻度は非常に低いのだが、多い日には5000程度のアクセスがある。というか、あった(過去形)。あまり言うと、誰だか特定できてしまうのでこれ以上は言わない。

そんなわけで、有名なVNIと多少なりとも交流がある。そんな人脈をフル活用して、春先に発売する予定の

     Windows プロフェッショナルゲームプログラミング


では、商業誌で活躍中のある有名VNIにお願いしてナンセンスギャグ4コマ漫画を収録する予定である。まあ、誰なのかは見てのお楽しみである。

というか..プログラミング本に、ナンセンスギャグ4コマ漫画て..いままで無い切り口だなぁ。いっそのこと、全部漫画にして「マンガで読めるゲームプログラミング」にしちゃおかな..とか思ったり思わなかったりしている。(どっちや!) たぶん、思ってない。(思ってないんか)


ところで、このゲーム本2は、ゲーム1を書いている時点からの予定だった。そのため1のほうではライブラリまわりのことを中心に書いてあるわけだ。1が基礎編だとしたら、2は応用編。1が入門者向けだとしたら2は上級者向け。1がウンコだとしたら、2はカレー。似ているようだが、ゼンゼン違うってわけだ。(お食事中の方、ゴメンナサイ)

また、yaneSDK3rdを見ればわかると思うが、yaneSDK2ndの強力な描画エンジンに加えて、スマートポインタ、Java風スレッド、汎用リポジトリ、汎用関数コールバック、C#でおなじみのdelegate、オブジェクトクリエータなどなど。ゲームプログラミングのためだけに使うのはもったいないほどの機能を兼ね備えている。まだリファレンスに書いていない機能や構想もある。ともかく盛りだくさんである。ゲーム本1で書けなかったことを、どかーんと書いてみるつもりだ。ページ数は400ページオーバー!お値段据え置き2,800円!(予定)

ここだけの話だが、うちの親父が定年になって2年間仕事が見つからず、ついに家で内職を始めた。サ○スターの歯ブラシをプラスチックのケースに詰め込む仕事だ。1日、朝から晩まで母親と二人でやって1000円ちょっとにしかならない。見ていてなんだか気の毒になる。両親には、私の本が馬鹿売れしたらその印税でたこ焼を3個ほど買ってあげたいと思ってる。<3個だけかよヽ(`Д´)ノ


2003.01.07



「お○○こ」の「お」とは丁寧語の「お」で、「お○○こ」の「こ」とは、花子ちゃんとかの子なのです。だから、その実体は「まん!」関西では「め!」これで十分なのです。きっと、最初に見た人が、驚愕のあまり「むぁぁぁぁーーーーーーーーーーん!!!!」だとか、「むぅぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」と叫んだのでしょう。これが、「お○○こ」の語源なのです。これは、次の期末テスト範囲に含まれてますので、しっかり復習しておくこと!

と、国語の先生が黒板に書きながら説明している夢を見た。というか、これが初夢だった。今年も一年、ろくな年になりそうにない。


2003.02.06



最近、目が悪くて仕事にならない。
仕事をしていても、眼精疲労ですぐに眠くなるし、読み間違いも多い。

昨日は昨日で、迷惑メールに「かとちゃん ぺっ」の顔文字が使ってあってびっくりした。なんや?外字登録でこんな文字、携帯メールで使えるんかいなと思った。そもそも人を勧誘するのに「かとちゃん ぺっ」は無いでしょうに「かとちゃん ぺっ」は..。そう思うと無性に腹が立った。いくら迷惑メールとは言え、ふざけすぎだ。○○は、なんとかになるための「かとちゃん ぺっ」竜門ですと書いてあった。何が「かとちゃん ぺっ」竜門なんだよ!と思って、よく見ると、「かとちゃん ぺっ」ではなかった。言うまでもなく「かとちゃん ぺっ」の正体はこれだった。


        登 ← 「かとちゃん ぺっ」

         ← 「かとちゃん ぺっ」

         ← 「かとちゃん ぺっ」

...あたしゃ、それほど目が悪いのである。


2003.02.22


先日、大人気のMMORPG、Ragnarok Onlineの開発元であるGravityを見学しに韓国まで行ってきた。韓国では、なんでも日本ブームだそうで、Tシャツに「絢爛」だとか「華」だとか漢字を散りばめたものがファッショナブルなのだそうだ。

日本人のTシャツに、ちょっとした横文字が書いてあるのがオシャレだというのと同じだ。英字新聞をでたらめに貼り合わせたようなデザインのTシャツをお目にしたこともあるだろう。しかし、あれが日本語だと、なまじ意味がわかるだけに、気持ち悪い。

韓国人の着てるTシャツを良くみたら、それが新聞の切り抜きのようなデザインで、文字を読んでみると「学校関係者によると、いじめはなかったと語っている」とか書いてあったら、ぷぷぷと吹き出してしまいそうだ。

そう考えると、日本の、特に若い女の子。意味もわからず横文字書いてあるTシャツ着てるやつらな。あれ、「私は乳牛です。どうかご自由に乳を鷲づかみにしてください」とか書いてあったらどうするつもりやねん?外人きて「オーレアリー?!」とか「ワンダホー」とか言われて、わけわからずにYes!ゆうたら、乳を鷲づかみやで?

..とか考えてたらすこぶる興奮した。いま思ったのだが「絢爛」って書いてある日本語のTシャツ見ただけで、こんなに興奮してしまう私は、もしかして変態なんじゃないかしらん..